こんにちは。
頭痛治療家&腸セラピストの伊藤由香です。
頭痛持ちの学生さんというタイトルでも記しましたが、偏頭痛で辛い想いをしているのは大人だけではありません。お子さんの頭痛も急増しています。
朝から頭が痛くて起きられない。学校も休みがち。
子どもといっても、小学生〜高校生まで、年齢はさまざまです。
「学校に行くのが嫌なだけでしょ?」
「どうせ大人ほどではないでしょ?」
と軽く考えてしまいがちですが、解ってもらえない子どもたちはとても悲しいし、本当にツラい思いをしています。
【偏頭痛ってどんな症状?】
偏頭痛は片側または両側のコメカミから目の辺りにかけてズキズキ、ガンガンと脈打つような激しい痛みがあります。 1週間に一度であったり、1ヵ月に一度であったり、頻度は人それぞれです。
大人の偏頭痛に比べると、子どもの偏頭痛は時間が短い場合が多く、数時間でおさまることもあります。
頭痛の痛みは人にわかってもらえられるわけじゃないし、頭痛が治まるとケロッとしてすっかり元気になってしまうので、なかなか深刻に考えてもらえないケースも少なくありません。
偏頭痛の発作が起こると、痛みで勉強が手につかなくなったり、寝込んでしまったり、吐き気や嘔吐に苦しめられることも・・・。
学校へはなんとか行けても、教室のモワッとした空気や、机や椅子が床で擦れるような音、 ふだんなら気にならないような音や匂いにも敏感になります。
【偏頭痛の原因はなに?】
母親から遺伝しやすいと言われている偏頭痛ですが、原因はそれだけではありません。
天気、気候、気圧の変化、ストレス、ホルモンバランスの崩れなども原因として挙げられます。
また生活習慣の乱れも偏頭痛を誘発する原因になっています。
もともと頭痛になりやすいお子さんは生活習慣の悪化によって、より偏頭痛が起きやすくなっている可能性があります。
次のような生活習慣で、当てはまるものはありませんか?
・深夜まで起きているのが日常化している
・暗闇でスマホをいじっている
・寝不足や寝過ぎなど睡眠のリズムが乱れている
・テレビゲームやスマホ、パソコンなどを長時間利用し目が疲れている
・食事時間が不規則で、空腹の時間が長い
・換気が少なく、空気や匂いがこもった場所で過ごしている
・チョコレートやチーズなど頭痛を起こしやすい食べ物を多く摂りすぎている
・空腹時にチョコレートなどの甘いものを口にしている
いくつ当てはまりましたか?
まずは簡単にできることから一つ一つ改善していきましょう。